NLの寝言

むにゃむにゃ

行列第1回 行列を学ぶ理由、メリット

大学1年生、初学者向けです。使う数式も最低限必要なものにとどめて進めていきます。

行列とは

 A = \left( \begin{array}{ccc} a \quad b \quad c \\ d \quad e \quad f \\ g \quad h \quad i \end{array} \right) \

のように数字を並べたものです。これは実は関数 f(x) = Ax\ の Aと本質的に同じです。これが理解できた頃には脱初心者!!この説明は後ほど別の記事でまとめます。

これをマスターするとどうなるのか?

(1)大量の変数を含んだ方程式を簡単に解ける

(2)固有値という工学的に大切な情報を簡単に出すことができる

固有値の具体的な説明は後でします)

(3)色んな座標から色んな座標へ変換ができる

 

行列を使った例

・図形の回転、グラフの回転

人工知能機械学習

・たくさんの変数を含む方程式の解の算出

・流体の動きの分析(ベクトル解析の基礎)

・グラフの拡大縮小

・年齢や仕事、性別、住所などのたくさんの情報を使ってマーケットの分析ができる(たくさんの情報 = たくさんの変数)